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ホスタガーデンズの庭づくり@群馬

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イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか―樹木の個性と生き残り戦略

イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか―樹木の個性と生き残り戦略 イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか―樹木の個性と生き残り戦略      渡辺 一夫 著

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面白いです。
日本の野山によく見られる樹木36種の子孫を残す方法について、それぞれを
言い当てる一言とともに分かりやすく解説してくれます。
(亜高山帯・高山帯のものは、ちょっと高い山に行かない見られませんが)

難しい言葉は使われていなくても、内容は専門的なことも書かれています。
専門的なことでも、よく分かった人が説明してくれると分かり易いということが
ありますが、それに近い感覚で読めました。
私は、松の菌根菌のことをこんなに分かりやすく説明してもらったのは、初め
てでした。

植物が生えている。それは生きていること。
けれど、私たち動物と全く同じように、「意思」を持って生きているのだとわかる
と、この地球の環境に私たちがこんなにも影響を与えていいのだろうか、という
思いが胸に迫ってきます。

個人的には、トチノキの戦略が興味深かったのですが、そこにこんな文章が
あります。あの並木で有名なマロニエはトチの近縁です。

--------------------------------------------
・・・・生物は駅伝のランナーのようであり、遺伝情報は彼らがリレーするタスキ
に似ている。生物にとって最も大事なものは、遺伝情報である。
体は、「もの」である。いつかは死ぬ。
しかし「情報」は永遠に残すことができる。生物が、伝えようとしていうものは、
「もの」ではなく「情報」である。
--------------------------------------------

以前読んだ「利己的な遺伝子」がまた読みたくなりました。
リチャード・ドーキンスの30年以上経っても色褪せない傑作ですが、生物を視て
いる視点の高さが似てる気がして。

是非読んでみてください。
通りに生えている樹木が、人間くさく見えてきます。



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